生き霊やサイキックアタックに悩まされていた数年前。
このままではいけないと一念発起してスポーツジムに通い始めた頃、最初は運動の仕方もわからないのでパーソナルトレーニングをお願いしていました。
しばらく運動習慣もなかったので、１時間の筋トレでも結構体に来るんですよ。
しかもあの人達、もう終わりと見せかけて最後「あと5回！」とか追い込んでくるので、終わった後はヘットヘトになって、家に帰るとベッドに倒れ込んでしまいました。
夜ベッドで寝ていると、体が疲れ切って動かないので、全身から力が抜けて水の上に浮かんでいるような感覚になったかと思うと、家の中で数十羽の鳥がバタバタと飛んでいるんじゃないかと思うような轟音がして、そのまま幽体が体からふわっと抜け出てしまいました。
（これは肉体を離れる時に起きるバイブレーションなのかな？と思います。）
疲れて体が動かないはずなのに手足が思い通りに動かせて、自由を手に入れた感覚でした。
そしてそのまますごいスピードでワームホールのようなものに吸い込まれていき、何？何？怖い怖い、と初めての体験に怖気付いてしまいました。
まさにサムネ画像のような状態です。
そして気づいた時には宇宙空間に投げ出されていたのです。
しかし、その少し前にYouTubeで幽体離脱している間に体を乗っ取られた話を観たばかりだったので笑笑
「体に戻らなきゃ！」と思った瞬間にスルスルと一瞬で体に引き戻されたのでした。
その後も幽体離脱癖がついたのが、ふわーっと何度か幽体が抜けそうになったものの、体を動かしたりして抜けないように気をつけていました。
ただ、またあの肉体を脱ぎ捨てた自由な感覚を味わいたくなって、幽体を体に残して意識体で宇宙空間に行く練習をしました。
少しでも集中力が欠けると体の感覚が戻ってきてしまいますが、しばらくは訓練しながら三次元の制限がない世界を楽しみました。
お金も必要ないですし、肉体もないので思い描けば好きな場所に行けて、何でも手に入るような感じです。
残念ながら、思い描く才能と好奇心が足りなかったみたいで、他の星に行ったりすることはありませんでしたが。
自分の顔やスタイルを好きに変えて、あんなに憧れていたハイブランドの服やバッグに囲まれたりして、自己欲求を満たしたところで、しまいには、だから何？私何やってるんだろうとなったので、やっぱり誰かと関わることで愛を表現して、誰かに喜ばれることで幸せを感じるようになっているんだなとわかりました。
幽体離脱に比べると、体を抜け出す時の負担がないので、リアルな感覚は薄い気がしたけど、俗に言うシルバーコードみたいなものが伸びていて、体としっかりつながっていました。
いまでも体が疲れていると幽体離脱しそうになるんですが、なんだか恐怖心があって、抜けないようにストップをかけてしまいます。
