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【24】蕪島神社@青森県とウミネコ

6月に青森県八戸市にある蕪島神社に行ってきました。

蕪島は、三陸海岸に浮かぶ小さな島で、ウミネコの繁殖地として知られています。そして、この蕪島神社もウミネコの繁殖地となっています。

6月に放送されたNHKの番組でご覧になった方もいるかもしれません。

ドキュメント72時間 青森・八戸 ウミネコが舞う神社で

ウミネコは、チドリ目カモメ科カモメ属に分類される鳥類で、見た目もカモメにかなり似ています。

ウミネコ - Wikipedia

猫のような鳴き声をすることからウミネコと呼ばれるようですが、実際に行ってみると、ミャーみたいな声は滅多に聞こえず、ほとんどはカラスのようにカーカーと鳴いていました。

ウミネコの繁殖期である春から夏にかけて、蕪島神社の境内の至る所でウミネコが佇んでいる様子が観られます。

注意事項

この子はまだ雛。

大人になると鮮やかな色に変わります。

神社の本殿は島の頂上に位置し、鳥居をくぐると、朱色の鳥居と緑の森が美しい景色が広がります。

蕪島神社は、古くから海上安全の守り神として信仰されてきました。また、安産や子育ての神様としても知られていますが、蕪島の「蕪(かぶ)」と「株」が同じ読みであることから、株価と人望の「かぶ」が上がるご利益があると言われる神社でもあります。

本殿にかぶとひょうたんが置かれていて、こちらを撫でると運気がアップしそうです。

かぶの裏側では親鳥が卵を温めていました。

本殿の周りもビッシリとウミネコが並んでいます。

生まれたての雛はまだ毛がポヨポヨでかわいい。

頭上からウミネコのフンが落ちてくるので、神社入口に備え付けのレンタル傘(無料)を差して防ぐこともできますが、運良くフン(運)をかけられた方は申し出ると会運証明書を発行してもらえます。

こんなに間近でウミネコを見れるのは珍しいようで、世界中から観光客や研究者も訪れるようです。

人間が境内に居ても逃げる様子もなく、一見自由に佇んでいるように見えるウミネコたちですが、そのエネルギーを感じてみると、実際には人間に構っている余裕もない程の縄張り争いを繰り広げていました。

うっかり縄張りを侵してしまうと、例え雛であろうとも容赦無く突かれ、傷つけられ、そのまま亡くなってしまうこともあるようです。

種を守り生命を繋げていくという大変さは、他の動物達と同じなんだなと感じました。

本殿の外側は七福神巡りができるようになっていますが、通路は狭いので歩いていると嘴で突かれることもあります。

たくさんのウミネコがカーカーと大きな声で鳴き続け、時には羽を大きく広げて威嚇したり、突き合ったりする場面が永遠と繰り広げられるので圧倒されますが、参拝が終わった後はウミネコの繁殖活動を邪魔しないように、少し離れた駐車場の売店からウミネコ達を眺めるのが心地良かったです。

売店ではコーヒーやソフトクリームもあり、リンゴジュースやサバ缶など八戸の美味しいお土産をたくさん買うことができますよ!

また来年の繁殖期に良かったら行ってみてください。

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